心房・心室の異常

心臓は異常が起きるとさまざまなSOSのメッセージを発しますが、血液を受け入れる役割を果たしている“心房”に異常が起きると、心房粗動や心房細動、上室頻脈といった不整脈の症状が起こります。

 

“心房粗動”は、心房が1分間に240~450回程度の非常に速い周期で不規則に興奮を繰り返す症状で、主に右心房に発生し、心筋症や弁膜症といった心房に大きな負担を与えるような病気があったり、高血圧の人に起こりやすいと言われています。

 

“心房細動”は、心房の壁が1分間に300~600回程度で細かく震え、血液を効率よく心室に送り出せなくなった状態で、動悸を訴えることが多く血栓ができて脳梗塞などを引き起こすこともあるので薬剤を使って血液を固まりにくくする抗凝固療法が必要となってきます。

 

心房中隔欠損症や僧帽弁狭窄症、心筋症、甲状腺機能亢進症などによって心房に負担がかかり過ぎた状態が続いて、心房が拡張した際に生じることもあるようです。

 

“上室頻脈”は1分間に160~220回程度の速くて規則的な頻脈で、これに伴って動悸や息切れ、胸の痛みなどの症状が突発的に始まって突然治まるのが特徴です。

 

一方、血液を送り出す役割を果たしている心臓の“心室”に異常が起きると、心室粗動や心室細動、心室頻脈といった“心室性不整脈”の症状が起こりますが、中でも“心室細動”が起こると心臓は1分間に400~600程度に心拍数が上がって小刻みに震えだし、血液を送り出すことができなくなってしまうために心停止と同じような危険な状態に陥ってしまいます。

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